ものがたり起業®︎美人部より、 一言コラムを配信しております。
今回のライター 野末 亜加根
テーマ: 出入口の法則
入口があれば出口があります。
出口があれば入口があります。
入口だけでも、出口だけでも、うまくいきません。
でもこれ、どちらが先なんでしょう??
………
…そんなの、入口でしょ~?
…普通はそう思いますよね??
半分正解です(笑)
建物などは入口から入って、出口から出るから、入口が先。
食べ物も、食べた残りカスが出てくる。
息(呼吸)は、どうでしょう?
漢字を見ると、呼(吐く息)吸(吸う息)です。
吐く、つまり出すほうが先なんです。
息を吐かないと、吸えない。
ではでは、お金はどちらが先でしょうか?
普通に考えたら、お金がある(入ってきた)から、
何かに支払う(出す)という順序です。
でも、本当は、使う(出す)から入ってくるんです。
といっても、使えば何でもいいということもありませんが。
お金だけではなく、何かが出ていくから、
空いた場所に新しい何かが入ってくる。
冷蔵庫も、携帯電話のアドレス帳も、
容量いっぱいだと何も入れられません。
だから「出入口の法則」
ちょっと違いますが、「恩送り」というのも、
先に出すほうですね。
「恩返し」ではなく「恩送り」。
「情けは人のためならず」ということわざは、
他人にかけた情けは、実は(まわりまわって)
自分のためになる、という意味です。
ここで重要なのは、将来の「入口」のことを考えるのはダメ、
ということだと思います。 言葉を替えると「計算する」でしょうか。
「ここでこの人に恩を売っておけば、あとで見返りがあるだろう」
(この時点で恩を「送る」ではなく「売る」になっちゃってます・笑)
「今これにお金を使うと、後で足りなくなる!」
(これは、難しい問題なので、慎重に!)
こういう思いがあると、それは何となく伝わってしまいます。
不思議なもので、先にお金のことを考えると、なぜかうまくいかないんですよね。
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